この記事は次のような情報が提供されます
【提供される情報】
- スタバでコーヒープレスを頼むメリットとデメリット が分かる
- スタバでコーヒープレスの大きさと価格 が分かる
- 初めての方向けに注文の流れを解説
私は毎朝、自分でドリップするほどコーヒー好きの『株うさぎ』と申します。この記事は以前から気になっていたスタバのコーヒープレスサービスを体験し、とても良かったのでそのメリット・デメリットを共有し、まだ頼んだことがない人に向けて注文の流れを解説します。
☆筆者のコーヒー器具の紹介記事はこちら
スタバのコーヒープレスとは?
そもそもコーヒープレスとは?
コーヒープレスとは下のような「フレンチプレス(もしくはコーヒープランジャー)」という抽出器具を用いてコーヒーを淹れてくれるサービスです。
コーヒーの抽出方法は大きく分けて2つ。「透過式(とうかしき)」と「浸漬式(しんししき)」があります。
- 透過式:挽いたコーヒー豆にお湯をかけ、ペーパーフィルターに通して抽出する方法
- 浸漬式:挽いたコーヒー豆にお湯を一定の時間に浸して抽出する方法
コーヒープレスは浸漬式の抽出方法になります。フィルター部分が金属製のため、コーヒー豆の油分(コーヒーオイル)が取られず、コーヒー本来の味が楽しめるのが特徴です。
スタバでコーヒープレスを頼むメリットとデメリット
メリット
スタバでコーヒープレスで頼むメリットは次の2つ(ドリップコーヒーとの違い)。
- 店舗で取り扱うすべてのコーヒー豆を選ぶことができる
- その場でコーヒー豆を挽いてくれるので淹れたてが飲める
- 洗う手間がいらない
1つ目のメリットが「店舗で取り扱うすべてのコーヒー豆を選ぶことができる」です。
スタバのドリップコーヒーはコーヒー豆が日替わりで決まっています。一方、コーヒープレスなら自分で選ぶことができます。また、店頭で取り扱うすべてのコーヒーとなっており、「季節のおすすめ」で出ている商品も試すことができます。
2つ目のメリットが「その場でコーヒー豆を挽いてくれるので作りたてが飲める」です。
ドリップコーヒーは店内で作り置きされていますが、コーヒープレスは注文を受けてから豆を挽き、フレンチプレスで抽出するので、淹れたてが楽しめるのも嬉しいポイントです。
3つ目のメリットが「洗う手間がいらない」です。
実はフレンチプレスは飲んだ後の器具の掃除が大変です。器具を解体して、掃除して、乾かして、また組み立てて・・・と作業が多い。そのため器具を買っても段々と面倒になり、使わなくなってしまったなんて人が多くいると思います。でも、スタバなら当然飲み終わったら返却するだけ。フレンチプレスの良さだけ楽しむことができます。
フレンチプレスを買ってみようかな?と思っている人も買う前にスタバで一度試してみる、なんていうのもありだと思います。
デメリット
では、デメリットはないのでしょうか?
デメリットというと大げさですが、人によっては次の2つが気になるかもしれません。
- 大きさが選べない
- 飲み心地がコーヒー豆の微粉のせいで少しザラついた感じになる
1つ目が「大きさが選べない」です。
コーヒープレスは必ずフレンチプレス1杯分で提供されることになります。そのため、大きさを変更することができません。1杯は約300gになり、ショートとトールの中間のサイズ。ただし、コーヒー豆がお湯を吸うため、実際に飲める量はショートより少し多い程度になります。
- Short(ショート):約240 ml
- Tall(トール):約350 ml
- Grande(グランデ):約470 ml
- Venti(ベンティ):約590 ml
2つ目が「飲み心地がコーヒー豆の微粉のせいで少しザラついた感じになる」です。
これはスタバの問題ではなく、フレンチプレスの問題になります。先ほど書いたようにフレンチプレスは金属製の粗いメッシュで濾すことになるため、どうしてもコーヒーの微粉が混ざってしまいます。
これによってコーヒーの味が楽しみやすい反面、飲み心地が少しザラついた感じになってしまいます。
値段は?
コーヒープレス1杯の値段は520円(税込)です。ドリップコーヒーのサイズ別価格は次のとおり。
- Short(ショート):380円
- Tall(トール):420円
- Grande(グランデ):465円
- Venti(ベンティ):510円
値段だとベンティと同じくらいで、少し高めの設定です。
コーヒー豆を選べたり、挽きたてだったり、後掃除しなくてよかったりとメリットがある分だけお値段は少しお高めです。
注文の仕方は?
ここまでで「スタバのコーヒープレス」に興味が出てきたものの、頼むのは難しそうと思った方に向けて注文の仕方を解説させていただきます。
私も1回目はすごく緊張して並びました。実際にレジで慌ててしまい恥ずかしい思いをしました(店員さんが優しかったのでそれでもなんとか注文できましたが)。そんなことにならないように事前にこちらで予習していきましょう。
コーヒー豆を決めておく
レジに並ぶ前に頼みたいコーヒー豆は決めておくと1回目は特に安心です。
コーヒー豆の種類はスタバのホームページから調べることができます。コアコーヒーという定番の商品と季節のコーヒーという期間限定があります。
選ぶのに困ったら最初は「パイクプレイス® ロースト」や「ハウス ブレンド」などのブレンドがオススメ。味にこだわりたかったら産地別の「シングルオリジン」に挑戦するのもありです!
個人的なオススメは「ケニア」です!ジューシーさと甘さがあり最高の一杯です。
☆「シングルオリジン」って何?と思ったらこちらの過去記事をどうぞ⇩
レジで注文する
では、レジに並んで注文しましょう。
注文する時は「コーヒープレスを○○○(コーヒー豆の種類)をホットorアイスでお願いします」と伝えればOKです。(ホットとアイスのどちらでも提供してもらえます)
あとは席で待っていると運んできてもらえます。実際に提供されて、コーヒーを注いた様子がこちら。受け取ってからの作業は次のとおり。
【コーヒープレスの注ぎ方】
- フレンチプレス(右側)のつまみが上がった状況で提供される
- つまみを押し下げる
- 最初は付いてくる小さな紙コップに注ぎ、上澄みを取り除く
- 残りをマグカップに注ぐ
- あとは飲んで楽しむ☕️
こんな感じです。いきなりやるのも難しいのでイメージしていくとスムーズだと思います。ただ、スタバの店員さんは優しいので丁寧に説明してくれるのでご心配なく。
慣れたら簡単です。これだけで同じスタバでも少し優雅にコーヒーを楽しむことができます!
(おまけ)コーヒーパスポートがもらえる
こちらはおまけの内容ですが、私が初めてコーヒープレスを頼んだ時に、「コーヒーパスポート」という小さな冊子をもらうことができました。あとでホームページを確認したところ次のように書いてありました。
冊子版コーヒーパスポートは、コーヒー豆をご購入時にお店でお渡しすることができます。バリスタにお声がけください。また、オンラインストアでのコーヒー豆ご購入時にも、ご希望の方にコーヒーパスポートをお送りいたします。
引用元;コーヒーパスポートの使い方
ぜひ、お気に入りのコーヒーの味わいをコーヒーパスポートに綴り、あなただけの一冊をつくりませんか。
通常はコーヒー豆を購入した際にもらうことができるもののようですが、コーヒープレスを注文してももらえるようです(店員さんに寄る?)。
「コーヒーパスポート」にはコアコーヒーそれぞれの特徴が書かれており、飲んだコーヒーにシールを貼ったり、コメントを書いたりすることができます。それ以外にもコーヒーに関する様々な知識(生産処理など)が載っていてコーヒー好きなら楽しい1冊だと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
スタバで少し優雅なコーヒーを楽しむ方法としてコーヒープレスサービスのメリット・デメリット、そして注文の流れを解説させていただきました。
私のように失敗するのが怖くてコーヒープレスサービスを頼めていなかった人にこの記事が役にたてば嬉しいです。豊かなコーヒーライフをお互い楽しんでいきましょう!
株うさぎ Twitterやってます→@flat23_10000
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